(なんだ、そうだったのか。)

(なんだ、そうだったのか。)

んが~っ、Z Z Z。

んご~っ。Z z z、、、?

(むにゃむにゃ、、なんだか眩しいにゃ、、、)

〈 もう、早くしないと月にかわってお仕置きよ~ 〉

はっ!「な、なんで。」

ふと、夜中に眩しさとお叱りを受けたような感覚で目を覚ましました。

すると何という事でしょう!

網戸越しにキラキラと、クロムハーツがこちらを照らしています。

(なんだ、ドクロはいないから大丈夫か?)

まだ寝ぼけています。

サーチライトのような光が上下左右に、ん?

前後左右?東西南北??

(あれっ、メーテルは?)

もとい、光十字星のごとく真っすぐに永遠と伸びています。

ようやく目が覚めたようです。

「うわ~っ、きれ~。」

思わずスマホでパシャッ!

肉眼では何処までも伸びている光の帯ですが、スマホでは写らないようです。

網戸越しなら十文字の光が、短いながらも良く分かります。

夜中の25時過ぎ、ちょうど夜空の真上で煌々と光り輝いています。

網戸を開けてしばらく眺める事にします。

十文字だった閃光が、気付けば上下になっています。

(あ~っ、天体望遠鏡があったらな~。)

スマホで拡大にして撮影しますが、超ピンボケです。

(取れるだけ撮っておくか。)

眩しすぎて、ウサギが餅をついているのか確認もできません。

「あ~っ、綺麗だな~。」

さて朝も早い事だし、そろそろ寝るとするか。

(しかし、今夜は一体どうしたんだ?温暖化の影響か?)

明日みんなに画像を見せてやろ。(超楽しみ)

 

「ぷーん、ぷいーん」1匹、2匹、

( ̄▽ ̄) う~っ、まじか、、、

綺麗な月に魅せられて、網戸を開けていた時間が長かったようです。

 

気が付けば朝のニュースと共に、

もっと綺麗で、もっと鮮明で、もっと大きな月の映像が、、、

「お早うございます。みなさん、昨夜はスーパーブルームーンご覧になられましたか?」

(ー_ー)!!

 

(なんだ、そうだったのか!)

 

無数に蚊に刺された跡が、まるでお月様のようです。

ここで一句

「悲しきや 爪の閃光 十文字」

お後がよろしいようで、

 

「横浜の水道工事は、橋本工業におまかせください!」

 

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